14歳の風景 第1話
「いつまで、こんな毎日が続くんだろう…… オレの人生は、14歳にして袋小路の中にあった」 平凡で退屈な毎日を送る中学2年生のコユキ。憧れの女の子に誤解され、不良に絡まれるなど、ついてないことばかり。そんな彼の前に、ツギハギだらけの奇妙な犬「Beck」と、謎めいた少年・南竜介が現れる。この偶然の出会いが、コユキの灰色だった日常を鮮やかに塗り替える、運命の始まりだった。
BECK·TV Tokyo
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1シーズン · 26話
「いつまで、こんな毎日が続くんだろう…… オレの人生は、14歳にして袋小路の中にあった」 平凡で退屈な毎日を送る中学2年生のコユキ。憧れの女の子に誤解され、不良に絡まれるなど、ついてないことばかり。そんな彼の前に、ツギハギだらけの奇妙な犬「Beck」と、謎めいた少年・南竜介が現れる。この偶然の出会いが、コユキの灰色だった日常を鮮やかに塗り替える、運命の始まりだった。
「コレが……ライブハウス……」 竜介がアメリカの人気バンドのギタリスト・エディとバンドを組んでいたことがあると知り、驚くコユキ。彼を追ってライブハウスに足を踏み入れるが、そこではバンドを巡って竜介が誰かと口論する不穏な空気が漂っていた。そんな中、ステージに現れたのは竜介の妹・真帆。彼女のソウルフルな歌声が、初めてライブハウスを訪れたコユキの心を強く揺さぶる。
「Moon on the water…… ダイブリで一番好きな曲なんだ……」 新たなバンド結成を目指す竜介。ひょんなことからコユキは真帆と行動を共にし、彼女の前でふと口ずさんだ歌が、二人の距離を縮めるきっかけとなる。そんなある日、コユキは市営プールで元水泳オリンピック強化選手だという風変わりな男・齋藤と出会う。この出会いが、彼の日常にまた新たな変化をもたらそうとしていた。
While Koyuki takes his first tentative steps toward learning guitar, Maho suggests that he'd be the perfect lead vocalist for Ryusuke's new band. But an accident threatens to shatter Ryusuke and Koyuki's friendship forever, as well as putting an end to Koyuki's musical aspirations-until help comes from a very unexpected source.
「『Beck』にしよう!」 ギターと水泳の練習に打ち込むコユキに、夏祭りのコンテストという初ライブの機会が訪れる。竜介たちが結成したバンドも、千葉の思いつきで「BECK(仮)」という名前に決定。いよいよ本番当日、最高の舞台が整ったかに見えたが、ステージ直前に予期せぬアクシデントが発生。BECKの初ライブは、いきなり大ピンチを迎える。
「C・コバーンが持ってたジャガー、1度弾いてみたかったんだ」 新学期が始まり、コユキのクラスに新しい先生が赴任してくる。合唱コンクールを巡り、クラスの中心人物である兵藤と対立してしまったコユキは、さらに軽音楽部でトラブルに巻き込まれる。兵藤ともみ合いになった結果、学校で最も恐れられる男・力也の大切なギターを傷つけてしまい、絶体絶命の窮地に立たされる。
「ルシールって名前があるんだ、あのギター。竜介がヤバい所で手に入れた、曰くつきのギター」 兵藤たちに逆らえず、ギターの修理代を稼ぐためバイトに明け暮れるコユキ。一方、竜介のバンド「BECK」はついにメンバーが揃い、初ライブを迎える。竜介が手にするのは、弾痕が残る曰く付きのギター「ルシール」。ようやく修理代を稼ぎ、自分のギターを取り戻したコユキだったが、その帰り道に力也たちが待ち構えていた。
「……ボーッとしてたら、何事もなく人生は過ぎて行くんだ……」 竜介との関係も修復に向かい、少しずつ日常を取り戻していくコユキ。学校では相変わらずだが、真帆との距離は縮まり、日々は少しずつ色づき始める。そんなある日、ふとした衝動に駆られたコユキは、学校の放送室である行動に出る。校内中に響き渡った大音量のロックが、彼の運命を新たなステージへと導いていく。
「バンドは、ただ技術がよければいいってもんじゃない。大切なのはChemistryなんだ」 放送室の一件をきっかけに、サクという音楽好きな同級生と親しくなったコユキ。彼の学生生活に明るい兆しが見え始める。一方、活動が停滞気味のBECKは、ドラマーが脱退するという危機に直面していた。そんな中、竜介はドラムに興味を持つサクを練習に誘う。彼が叩き出すビートに、メンバーはバンドの新たな可能性を感じる。
「あの……あの曲、オレに歌わせてくれないかな?」 サクをサポートに加えた新生BECKの初ライブは、思うような結果を残せずに終わる。しかしコユキは、竜介が作った新曲に強く惹かれ、自分に歌わせてほしいと直訴する。彼の歌声は、メンバーに秘められた才能を確信させるものだった。バンドが新たな一歩を踏み出そうとした矢先、コユキの前に再びあの男が立ちはだかる。
「今、オレの目の前にエディとマットがいる。コレは現実なんだ。決して夢なんかじゃない……」 中学最後の夏休み。コユキは真帆とのデートで二人の将来について語り合うが、彼女の反応はどこか切ない。そんな中、BECKのライブに、来日中の世界的ロックバンドのギタリスト、エディがお忍びで来るという噂が広まる。下北沢の小さなライブハウスは、ただならぬ熱気と期待感に包まれ、運命の夜を迎えようとしていた。
「ギターってのは、たった6本の弦を伝わって出てくる人間性なんだ」 世界的バンドのシークレットライブに招待されたコユキたち。しかし事態は思わぬ方向へ転がり、なぜかコユキがステージへと招き入れられる。憧れのバンドを前に、突然の大舞台で歌うことになったコユキ。彼の歌声は、そこにいた観客たちの心を鷲掴みにする。夢のような一夜が、彼の運命をまた大きく変えていく。
「確かにアイツはムカつくヤツだけどさ……オレ、アイツのギター好きなんだ」 あの奇跡の夜から日常に戻ったコユキとサクは、文化祭に出るため新たなバンドを結成する。しかし練習風景を兵藤たちに嘲笑され、前途は多難。文化祭当日、ステージに立った彼らを待っていたのは、メンバーの敵前逃亡と、生徒たちからの激しいブーイングだった。絶望的な状況の中、彼らはどう立ち向かうのか。
「ここは……どこだ……?」 真帆との関係が進展する一方、BECKはメジャーへの道を業界の厚い壁に阻まれていた。状況を打開すべく、竜介は自力でのCD制作に没頭し、バンドは鬼気迫る練習を重ねる。コユキも高熱を出しながら練習に参加するが、ついに意識が朦朧としてしまう。その中で彼が見た、不思議な光景とは一体何だったのか。
「なんか、ギターが呼んでる気がするんだ……オレのこと」 中学を卒業し、サクと同じ高校に進学したコユキ。そこには先輩として千葉の姿もあった。バンド活動に本腰を入れるため、自分のギターを買うと決意したコユキは、楽器店で運命的な一本のギターと出会う。憧れのギターを手に入れるため、中華料理店でのアルバイトを始めるが、それは新たな苦難の道の始まりでもあった。
「ライブも大事だ……でも、今のオレたちの問題は……コレだ!」 竜介のもとに、アメリカにいるエディから曰く付きのギター「ルシール」に関する情報がもたらされる。一方、バイトに励むコユキのもとを真帆が訪れるが、彼女に同行していた人気俳優がコユキに敵意を向ける。なけなしの金で制作した自主制作CDも思うように売れず、BECKは様々な問題に直面していた。
「アメリカで、オレらの音楽が鳴ってるのか・・・。」 苦境の中、BECKの自主制作盤がアメリカのインディーズレーベルから発売されるという朗報が舞い込む。コユキも念願のギターを手に入れ、バンドは着実に前進を始めていた。そんなある日、コユキは真帆と映画館へ足を運ぶ。そこで観た一本のドキュメンタリー映画が、彼らの音楽に新たなインスピレーションを与えることになる。
「ビジネスが目的だ……それと、宝探しをしにね」 バンドの聖地と呼ばれるライブハウスへの出演を果たしたBECK。着実にファンを増やし、コユキも作曲に挑戦し始めるなど、バンドは成長を続けていた。しかし、真帆にはタレントデビューの話が舞い込むなど、彼らを取り巻く環境は変化していく。その頃、アメリカ音楽界の大物が、ある目的を胸に来日していた。
「こんなオレに、人の心を動かす音楽なんて作れるのかな……」 メンバーに何も告げず、忽然と姿を消した竜介。彼を連れ去ったのは、アメリカ音楽界の大物レオン・サイクスだった。目的は、かつて盗まれた曰く付きのギター「ルシール」。絶体絶命の状況に追い込まれた竜介は、その場で伝説のブルースマンとのセッションに臨む。彼のギターが、この窮地を切り開く鍵となるのか。
「世の中には、奇跡としか思えない出会いで生まれたバンドがある。決して、誰でもいいわけじゃない。そいつらしかいないんだ」 竜介を救ったのは、佐藤と名乗るパワフルな女性だった。彼女は国内最大の野外フェス「グレイトフル・サウンド」にダイイング・ブリードを招聘するため、竜介に協力を求める。それはBECKにとっても、フェス出演への千載一遇のチャンスだった。そして竜介は、コユキがかつて見たのと同じ不思議な夢を見ていたことを知る。
「曲を作ろうとしてた時は、ホント、なかなか出来なかったのに……急にメロディーが頭の中で鳴り出したんだ」 グレイトフル・サウンド出演の可能性を胸に、BECKは再び活動を本格化させる。作曲に悩むコユキは、ひょんなことから真帆と共に街を駆け回ることに。「コユキは平凡じゃない」という彼女の言葉に励まされた瞬間、彼の頭の中に、それまで聴いたこともない美しいメロディーが突然鳴り響くのだった。
「グレイトフルサウンドで戦うには、メンバー一人一人のスキルアップが必要不可欠だ。これ位の事もできないヤツなら、バンドを辞めてもらう」 グレイトフル・サウンド開催まであとわずか。フェスに懸ける竜介は、鬼気迫る様子でメンバーに高いレベルを要求する。プレッシャーの中、コユキが生み出したメロディーはバンドの新たな名曲へと昇華されていく。リハーサルを重ね、最高の状態に仕上がったBECK。ついに運命のフェス会場へと向かう日がやってきた。
「千葉、もしかしたらお前はバンドにいるべきじゃないのかも知れない……」 グレイトフル・サウンド当日。竜介は、自分たちのステージの動員数を巡り、音楽界の大物と無謀な賭けをしてしまう。バンドの存続がかかった大一番、もはや後戻りはできない。しかし、そんな極限状況の中、ライブ直前に竜介と千葉が激しく衝突。千葉は楽屋を飛び出してしまい、BECKは最大の危機を迎える。
「ココの客は盛り上がってるフリをしてるんじゃない。本気で盛り上がってるんだもん」 千葉が不在のまま、ライブ開始時刻が迫る。意を決したコユキは、アコースティックギター一本でステージに上がる。彼の切実な歌声に引き寄せられるように、メンバーが一人、また一人とステージへ。激しい雨が降り注ぐ中、他のステージから観客が徐々に集まり始め、誰も予想しなかった奇跡のライブが幕を開ける。
「コレが、最後のライブだよ」 5人が揃ったBECKの演奏は、会場を熱狂の渦に巻き込んだ。最高のパフォーマンスを終え、鳴り止まないアンコールを背に、メンバーは静かにステージを去る。燃え尽きた祭りの後、コユキは真帆にバンドの終わりを告げるのだった。そして新学期、日常に戻ったコユキのもとに、未来へ繋がる一本の電話がかかってくる。
「離れてても、みんなの思いはひとつだと思うんだ……」 竜介が行方をくらまし、メンバーはそれぞれの道へ。しかし、BECKの復活を諦めきれないコユキの想いが、バラバラになった仲間たちを再び引き寄せる。そんな彼らのもとに、アメリカのバンドから全米ツアーへの同行という信じられないオファーが舞い込む。竜介不在のまま、4人のBECKは大きな賭けであるアメリカツアーへと旅立つ。
シーズン1は全26話
一部の情報はTheTVDBから提供されています。
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