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永遠の0·TV Tokyo

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1シーズン · 3話

シーズン1

S1 · E1 120分

第1夜 第1話

あなた

終戦60年を翌年に控えた平成16年の夏。弟の健太郎は姉でフリーライターの佐伯慶子に誘われ、慶子の恋人で新聞記者の高山隆司が進める「終戦六十周年プロジェクト」のため、自分たちの祖父・宮部久蔵について調べ始める。 祖母の松乃が6年前に亡くなった時、祖父の大石賢一郎は、自分は健太郎と慶子の本当の祖父ではないと告げた。母の清子も実の父親について、戦死したことくらいしか知らないという。慶子が厚労省に問い合わせたところ、宮部は神風特別攻撃隊として終戦間際に南西諸島沖で戦死したと、たった一行記されているだけだった。 戦友会を調べ、当時の宮部を知る人物を探すと、長谷川梅男という男から返事をもらう。長谷川を訪ねた2人は左腕を失った姿の長谷川に息を呑む。長谷川は、宮部について「海軍航空隊一の臆病者だった」と告げ、ラバウルとガダルカナルで繰り広げられた激しい攻防戦の記憶を語り始めた――。 昭和17年、秋。ラバウル基地の下士官宿舎では、ガダルカナルへの零戦の出撃で多くの航空機が未帰還となる中、長谷川らが国のために命を懸けようと励まし合っていた。しかしそこで宮部は「私は生きて帰ります」と宣言する。許されない発言に、長谷川は思わず殴りかかっていた。長谷川は日ごろから、いつも無傷で戻る宮部の戦い方に嫌悪感を覚えていた。自分が左腕を失った戦闘時も、命からがら基地に戻ると無傷の宮部機の姿があった…。 宮部を卑怯者と今も恨む長谷川は、宮部の戦後の様子が聞きたくて慶子らに会うことにしたというが、神風特攻隊で戦死したことを知ってがく然とする…。 一方、自分たちの祖父が「臆病者」だったと知りショックを受けた慶子と健太郎だが、その「臆病者」がなぜ「特攻隊」となって戦死したのかを知りたいと、宮部を知る元零戦搭乗員の伊藤寛次や井崎源次郎、元整備兵の永井清孝らに取材を重ねる…。 二転三転する証言。宮部久蔵とはいったい何者だったのか。 戸惑いながらも徐々に輪郭を帯びてくる祖父の人物像。そして湧いた疑問。 「娘に会うまでは死ねない、妻との約束を守るために」 そう言い続けた祖父は、なぜ自ら零戦に乗り、特攻隊員として命を落としたのか――?

S1 · E2 120分

第2夜 第2話

あなた

ラバウルで宮部と同じパイロットだった長谷川梅男、真珠湾攻撃からミッドウェー海戦まで半年以上一緒だった伊藤寛次、宮部に命を救われたという井崎源次郎、整備兵だった永井清孝から、亡き祖父・宮部久蔵の話を聞いた佐伯健太郎と姉の慶子。 「臆病者」「卑怯者」「抜群の操縦の腕を持つパイロット」など宮部のイメージは証言者により全く異なるものだった。そして湧いた疑問――。「生きて、家族のもとへ帰ることが夢だ」と語った宮部が、なぜ志願して特攻へ行ったのか…。 慶子の恋人で新聞記者の高山はこれまでの取材記録を見て「終戦六十周年プロジェクト」の目玉企画になると面白がるが、慶子は複雑な心境に。そんな慶子に高山は元海軍中尉の谷川正夫を取材するように伝え、この仕事が終わったら結婚しようとプロポーズ。それを聞いた健太郎は、高山のことが本当に好きなのか、かつて祖父・賢一郎のもとで働いていた藤木秀一のことが好きだったのではないかと慶子に問うが、慶子は告白もされていないし、二人きりでデートしたこともないと答える。 谷川はある老人ホームにいた。これまで戦争の話はほとんどしたことがないという谷川は、苦しそうに宮部のことを振り返る。「非常に勇敢な、恐れを知らない戦闘機乗りだった」と語りはじめ、これまで聞いたことのない言葉に慶子と健太郎は驚く。そして日本軍がいかに人命を軽視していたか、さらに「特攻」がいかにして生み出され、それが“志願”という名の“強制”だったかを自身の体験を重ね合せ谷川は語る。昭和19年秋。フィリピン・ニコルス基地で谷川が見た宮部の姿はあまりに強烈だった…。なぜ祖父は自ら特攻へ――。さらに謎は深まる。そして次に総合商社会長の武田貴則を訪ねる健太郎と慶子。そこで初めて宮部久蔵が筑波で教官をやっていたことを知り、祖父が見せた「凄まじい生への執念」を知ることになる。 さらに海軍の特攻基地があった鹿児島県・鹿屋を訪れる二人。そこで会ったのは最近まである有名な暴力団の幹部だった景浦介山(柄本明)だった。 景浦は言う。「宮部久蔵は魔物だ…」

S1 · E3 120分

第3夜 第3話

あなた

愛する妻やまだ見ぬ娘に会うまでは決して死ねないと命に執着していた宮部が、なぜ特攻隊員として命を落としたのか…健太郎も慶子もその真実を知りたいと、当時の宮部を知る人物に面会していく。そしてついに特攻へ向かう当日の宮部を援護する直掩隊だった景浦介山に話を聞けることに。宮部を「殺したいほどの相手だった」という景浦は、自分と宮部の間であった出来事を語った…。 昭和18年、秋。ラバウルで景浦は宮部に模擬空戦を申し出、受けた宮部を撃ってしまう。しかし景浦の攻撃をかわした宮部はこの模擬空戦のことは誰にも話すなと忠告、景浦の中に強い劣等感と怒りを残す出来事となった。 その2年後、昭和20年夏に景浦が鹿屋基地に転属になると、人相がすっかり変わった宮部に再会するが、その翌朝、直掩隊を命じられた景浦は出撃する特攻隊員の中に宮部がいると知りがく然とする…。さまざまな思いが交錯したものの、自分の命に代えても宮部を守ろうと思った景浦だったが、直掩機は故障し、最期の宮部の姿は確認できなかったと言う…。 数日後、慶子と健太郎は宮部が特攻隊として飛び立った最期の土地・鹿児島へ向かっていた。鹿屋基地で通信員をしていた村田保彦に会うためだ。2人は村田に会う前に鹿屋航空基地に隣接された資料館を訪れ、零戦展示フロアに立ち寄る。現在は旅館を経営している村田は2人に客室を案内しつつ、特攻隊員がいかにして自分の戦果を伝えたかを説明。そして、直掩として援護につきながらも、多くの若い特攻隊員が散っていくのを見た宮部が、酒に酔いながら「自分の命は彼らの犠牲の上にある」と焦燥していたと語る。その頃から宮部は無精ひげを生やし、頬がこけ、目だけがギラギラと光って人相が変わっていったという。 自分より若い人がどんどん死んでいくのを近くで見ていた祖父は、自分一人生き延びることはできないと特攻に志願したのだ。健太郎はそう納得しかけるが、慶子はあれほどまでに生きて帰ろうとしていた宮部がそんなことをするはずがないと反論。2人の言い分を静かに聞いていた村田は「宮部さんが、特攻に行った日の話をしましょう」と語りはじめる…。そこで語られる宮部久蔵、特攻へ飛び立った最期の日の真実―――。 そして「命の電信」が伝えたもの―――。

シーズン1は全3話

一部の情報はTheTVDBから提供されています。

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