最高のレストランに最低のシェフ登場 第1話
大勢の客でにぎわう人気イタリアン・レストラン「Roccabianca」。その人気を支えるオーナーの辰巳がくも膜下出血で倒れるところから物語は始まる。「シーザー」を失った「Roccabianca」は急速に売り上げを落とし始める。辰巳の娘であり、店の支配人でもある沙織は、店の経営に危機感を抱き、その解決策として、トリノの名店「TERESA」で辰巳とともに修行したというもう一人の料理人・江崎を新料理長に迎え入れることを提案し、スタッフたちの了承を得る。新料理長を迎える前日に、「Roccabianca」にとって店の売上を左右する程に大事なお得意様であるイタリア大使夫人らが来店することとなり、「今日は久々に忙しくなるぞ」とスタッフたちは張り切りだす。そんな中、江崎は店の様子を見るため、ただの客として来店し、大使夫人らと同じ料理をオーダーする。 見習いである梶の食材の発注ミスにより料理に必要なモッツァレッラを使用することが出来ず、副料理長の今井がスカモルツァを代用する事で対応する場面があったが、抜群のチームワークでこの危機を乗り切った。しかし、今井はその代用の食材を使った際に微妙な塩分の修正を怠っており、大使夫人たちが帰った後、正体を明かした江崎は今井のミスを的確に指摘する。周りのスタッフたちは「それでも愛情を込めて作った」と今井を擁護したが、江崎に「料理に必要なのは愛情ではない。1グラムの塩だ」と切り捨てられ、ついには「このままだと、この店は常連客を失い必ず潰れる」と脅しめいた警告まで受ける。そんな江崎の物言いに反感しながらも不安を覚える沙織やスタッフたちだったが、江崎の警