「ツイてなきゃ、ただの死体だ。」 第1話
政治家の秘書が殺された。そのままだと、キャップが「いちばん怪しい人」になってしまう。警察とヤクザのあいだで右往左往しながら、「運の悪さ」って、だいたい他人の都合で決まるんだなあ、と気づく回。クマの足音が近い。
俺たちは天使だ!·Nippon TV
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1シーズン · 20話
政治家の秘書が殺された。そのままだと、キャップが「いちばん怪しい人」になってしまう。警察とヤクザのあいだで右往左往しながら、「運の悪さ」って、だいたい他人の都合で決まるんだなあ、と気づく回。クマの足音が近い。
お嬢さんと、ヤクザと、五千万。紙の数字に、みんなの人生がひっぱられていく。守りたいのはお金か、人か。そのあいだでキャップたちがバタバタしている。五千万円より、いまはクマから五メートル離れたい。
売れかけの歌手が、殺人犯にされそうになる。声がきれいな人ほど、人生のノイズは大きいのかもしれない。ファンとマネージャーと、ひねくれた運命。ステージのライトの外で、クマだけが本気の顔をしている。
公園で話しかけてくるおじさんは、ときどき物語の入口だ。クラブの社長、元射撃選手、よごれた金。キャップは「ひまつぶし」のつもりで座ったベンチから、とんでもないヤマに引きずり込まれる。ベンチの向こうで、クマが銃をチェックしている。
麻薬Gメンの美女と、ヤクザの妹。やたらモテるときほど、人生の足元はぐらぐらする。キスと銃声が、だいたい同じ距離にある回。恋か、死か、その中間でキャップはふらつく。クマにはモテたくない。
「全部、裏で決めてますよ」という男と、その下でビクビクしている若い部下たち。キャップは、誰の命が「カット」されるのかを見極めなきゃいけない。人生の編集権を、他人に渡すとロクなことがない。いま僕の人生を編集してるのは、銃を持ったクマだ。
地上げ屋の社長と、甘やかされた息子と、バイクで走り回る若者たち。街の地図を塗り替える大人と、道路に傷をつける子ども。どっちも、あとで後悔するタイプだ。キャップはその真ん中で、ブレーキのきかない人間たちをながめている。後ろではクマもノーブレーキ。
大金持ちの「おじいちゃんの跡継ぎ」になりたい男が二人。本物かニセモノか、という話に見えて、結局は「誰を本気で好きになれたか」という話になる。家族のフリと、家族になってしまう瞬間。クマには絶対、親族になってほしくない。
不動産屋の社長が、銀行強盗までワンパターンにやってしまう。見ているうちに、「あ、また同じ間違いしてるな」とわかってくる。人の悪事にもクセがある。そのクセを見抜くのが、探偵の仕事なのかもしれない。僕はいま、クマの「追いかけグセ」に気づいている。
シーズン1は全20話
一部の情報はTheTVDBから提供されています。
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