牛肉バタ焼き そら豆白ソースあえ 第1話
昭和41年4月22日。献立日記1冊目の最初に記された「牛肉バタ焼き」と「そら豆白ソースあえ」。沢村貞子さんの白ソースのコツは、とけたバターに小麦粉を入れて弱火で練りサラサラしてきたら、温めた牛乳を3回に分けてまぜること。飯島奈美さんは、隠し味にナツメグを入れてほのかな甘い香りに。緑のそら豆と白いソースが食欲をそそる。牛肉バタ焼きには、よく焼いた新たまねぎを添えて。おいしくいただき、がんばろう!
365日の献立日記·NHK Educational TV
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1シーズン · 116話
昭和41年4月22日。献立日記1冊目の最初に記された「牛肉バタ焼き」と「そら豆白ソースあえ」。沢村貞子さんの白ソースのコツは、とけたバターに小麦粉を入れて弱火で練りサラサラしてきたら、温めた牛乳を3回に分けてまぜること。飯島奈美さんは、隠し味にナツメグを入れてほのかな甘い香りに。緑のそら豆と白いソースが食欲をそそる。牛肉バタ焼きには、よく焼いた新たまねぎを添えて。おいしくいただき、がんばろう!
昭和49年4月30日は春づくし。「ふきとたけのことわかめのたき合わせ」。たけのこは水煮を買ってもいいけれど、今回は下ゆでから。米ぬかととうがらしであく抜き。春の匂い!ふきは粗塩で板ずりして固めにゆでて皮むき。緑鮮やか! そして「たいのおさしみ」「せりのごまよごし」「板ふとねぎのみそ汁」。貞子さんの随筆にも、みそ汁はとても大切に思っていて、何とかおいしく作ろうと一生懸命だったことがつづられています。
来客があった昭和49年4月7日。おもてなしの献立は「いいむし」と「黒豆のふくめ煮」。沢村貞子さんは、まめという言葉には息災の意味もある、と豆への信頼厚く、煮豆も得意だった様子。「いいむし」は、もち米に好きな具を入れた蒸し物。蒸しあがったひらめはつやつや。その上にたたいた梅をのせれば、赤と白の鮮やかなコントラスト。ふっくら煮えた黒豆が加わり、食も会話も進んでしあわせな気分になること間違いなし。
昭和41年5月3日の献立は「とりの黄金あげ」。沢村貞子さん、鶏の唐あげをしばしばこう呼んでいる。でも作り方は記されていない。今回はムネ肉で。酢を加えて柔らかく。衣は米粉と卵。鍋はなるべく厚手のものがよいということで、鉄鍋で揚げる。美味を想像させる心地よい音が響き渡る。そして貞子さんにならって、食べる前にさっさと鍋の後始末。「貝柱のぬた」も紹介。酢みそにしゃきっとゆでたみつばをあえて、晩酌にも合う?
昭和49年5月4日。なんと家でかつお、たい、いかの「にぎりずし」。かつおは薬味のネギとおろししょうがを混ぜてちょこんと載せれば見た目もよし。いかは隠し包丁を入れて塩味で。初めて握るすしは結構難しい。でもだんだん楽しくなってくる。沢村貞子さん、つい同じことを繰り返す暮らしの味気なさに気がめいったら、どんな小さなことでもいいから目先を変えよう、と。とろろと青のりの「おすまし」も仕上げて、へい、お待ち!
昭和49年4月19日はぐっと洋風。「ローストビーフ」は買うより家で作った方が安いけど、ぜいたく品には違いなく、ちょっと気がひける?そんな時、貴金属に興味のない沢村貞子さん、ダイヤの指輪一つ買ったと思えばと自分に言い訳し、気軽においしいものを楽しんでいたという。今回は、はちみつを隠し味にしてソースを手作り。旬の野菜の「サラダ」のマヨネーズも自家製で。「コーンポタージュ」を添えて、さあ、いただきます。
昭和53年7月18日は「えび入りおこげ料理」と「しゃけ茶づけ」。あまったごはんを生かせる献立。熱湯をかけるだけでも食べられ、日持ちがよいので何かの時に役立つ「きつね色のレースのような干飯」の作り方を書き残している貞子さん。おこげは少量の油で揚げてカリカリに。お茶づけは茶葉をいって香りが立ったところへ熱い湯をじゅわーっと注ぎ、かつおぶしを入れるのが飯島奈美流。サラサラと食べれば疲れた体にしみる〜。
昭和52年7月27日は「冷やし茶わんむし」。蒸し暑い日に涼を呼ぶ。今回は小分けにせず、大きな器でたっぷり作ってみる。沢村貞子さん、毎日使う皿小鉢はなるべく中側が白く単純なものを選ぶようにしていた。値段も手ごろで下手な料理のアラもかくす、と。「やきなすのそぼろあんかけ」と「枝豆のおろしあえ」を加え、見た目も清らかな食卓に。冷蔵庫で冷やした茶わんむしに冷たいだしをかければ、ツルッとひんやり味わえます。
昭和54年8月15日の献立日記に記された「夏ずし」。具材はちりめんじゃこ、きゅうり、干ししいたけ、紅しょうが、かまぼこ、きんしたまご、のり。一見ふつうの五目ずしだが、酢めしに「梅酢」を使う。「梅酢」は沢村貞子さん得意の味。自ら梅干しを漬け、作っていた。そして「冷たいおすまし」。澄んだ鶏スープにそうめんが入っていて涼しげ。飯島奈美さんの簡単でおいしい鶏だしの取り方を紹介する。これで暑い夏も元気に!
昭和43年8月13日の献立日記は「天ぷら」。えび、いか、さつまいも、しその葉、ピーマン、にんじんを揚げています。汗の吹き出るような夏の夕方、揚げたてを口にしたときのしあわせ! 沢村貞子さんは天ぷらの魅力や、たくさん食べられる衣を薄くした揚げ方を随筆にもつづっています。さらに飯島流かきあげのコツもご紹介。天ぷらと相性抜群の「たまねぎの酢の物」。花がつおをのせてさっぱりと。夏の疲れも吹き飛びそう。
昭和54年9月19日の献立は洋食風。「あじのマリネ」、味の決め手はマリネ液。酢にレモン、隠し味に蜂蜜を入れて、オリーブオイルたっぷりの飯島流をご紹介。「ポタージュ」に使ったグリーンピースの旬は春ですが、貞子さんには1年中、味を変えない保存法があったよう...。「チーズと大根のクルミのサラダ」はどんなチーズだったのかな?日記には書かれていないので、ちょっと固めのチーズにして、マヨネーズ味を試すことに。
昭和41年8月6日の献立日記。「ウナギ丼」とともに記された「変わり漬物」。何十年も手塩にかけた自家製のぬかみそは、沢村貞子さんの自慢の味。漬物への思いや漬け方のコツを随筆にも著わしている。ところが日記のこの日、「変わり漬物」として何を漬けていたのかは、謎。触発されて飯島奈美さんが“お試し”に漬けてみたものは?さらに「しゃけ」。焼くだけでもおいしいが、ひと工夫して、お弁当にも使える常備菜に仕上げる。
平成元年10月1日は「カレーライス」。もりもり食べられる!本格派のカレーといえばあめ色玉ねぎ。炒めるのに手間暇かかって面倒と思われがちだけれど、飯島奈美流は頃合い見て、はちみつを加えて時間短縮。沢村貞子さん、月に数回、“デレンコ”なる朝から晩まで何にもしない日を設けていたという。そんな時にも1回作ると何日ももつカレーはうってつけ?付け合わせの「チキンスープ」。今回はしめじとみつばにとき卵を入れて。
昭和43年9月22日は「くり赤飯」。小豆の下ごしらえから時間をかけて念入りに。その間に「とりの照り煮」「なすのしぎ焼きゆずみそかけ」も。ゆずみそはたくさん作って別の時にも使います。沢村貞子さんの母親の料理の思い出...「安い材料をやりくり。特別上手でもなかった気がするが、子どもたちに栄養あるおいしいものを食べさせたいというやさしさが皿小鉢にあふれていた...」ふっくら栗ゴロゴロのお赤飯。秋のごちそうです!
昭和43年11月10日は「なすのはさみあげ」。沢村貞子さんの秋の献立には、なすがしばしば登場する。なすの「ゆずみそかけ」「牛肉の煮物」「茶せん煮」...。はさみあげ、今回はなすをくり抜き、それを刻んで鶏ひき肉や卵とまぜて、あんにして詰める。開いてこぼれないよう、ようじをさして揚げれば、ジャーと心地よい音。「里芋コンニャクゆずみそかけ」「いかのたらこあえ」「豆腐なめこのみそ汁」も仕上げて、いただきます!
昭和44年9月18日は、ずばり秋の味「さんまの塩焼き」。添えるのは「かぼちゃとあずきのいとこ煮」。貞子さん、煮物の味付けの砂糖は料理本に載っている分量より少なくしていたみたい。夫の恭彦さんが甘党なのに、煮物の甘ったるさを好まなかったかららしい。今回はあずきの自然な甘さを生かして。煮るときに梅干しを入れるのが飯島流アレンジ。さんまは、ちょっと酢を塗ると網にはりつきにくくきれいに焼き上がります。
昭和58年11月15日は「たきこみごはん」。とり、ごぼう、しめじ、油あげ、ぎんなんの具だくさん!「ほうれん草のピーナッツバターあえ」も、ごまあえに勝るとも劣らない味。沢村貞子さん、献立に必要なのはとり合わせだと記している。魚や肉の主役は早く決まっても、それを生かすのはまわりの脇役である、と。「おとうふのあんかけ」はえびとゆずを入れて。今日の献立を支えるいい脇役。たきこみごはんのおこげもいい感じに。
昭和43年10月8日は「ひらめのパピヨット」。紙包み焼きです。でも、ひらめ以外は何を包んだかが書かれていません。今回はにんじん、紫たまねぎ、トマトで彩りよく。包む前にバターで香ばしく焼いてみます。貞子さんが一番大切にしていたのは毎日の暮らし。寝て、起きて、食べて、読んで、考えて...。まわりの人たちと優しくいたわりあう生活。そのためにせっせと働くのだと。さあ、ホカホカの包みを開けば、至福の時間です!
昭和52年12月25日は「大正えびのフライ」に「かますのフライ」。日記によれば、えびフライは夫・恭彦さん、かますフライは貞子さんと、別々に用意して食べた様子。長い間いつも夫婦二人向き合って同じ料理では嫌になる。相手を変えるのは無理な話だが、料理ならいろいろ変えられる、と貞子さん。ピクルスの代わりにきゅうりの古漬けを使った手作りタルタルソースをえびフライにかけて。やっぱり両方のフライが食べたくなる!
昭和62年12月17日は寒い時にうれしい「湯どうふ」。今回は絹ごし豆腐を使って。タレは酒、みりん、しょう油でシンプルに、花かつおはたっぷりと。そして「たいのあらだき」。たいはサッと湯に通してウロコや血をしっかりとる。幼い頃は泣き虫だったという沢村貞子さん。母の口癖は「泣いているとご飯の支度が遅くなるからさ」...何が起ころうと人間は食べなければ生きていかれないと思うに至る。さあ温かい献立でポカポカに。
沢村貞子さんの献立日記には朝食、夕食のほかにおやつの欄がある。昭和60年12月8日は「ドーナッツ」。昼食代わりに手作りの大学芋やどらやき、ケーキなどをとるのが習慣だったという。さあドーナッツ作り、こねて、こねて...。真ん中の穴はくり抜くのではなく、飯島奈美さん流の、ある方法で。油で揚げて熱いうちにシナモンシュガーで味付け。外はカリカリ、中身はふんわり。卵一個でたくさん出来る。余った分は、おすそわけ。
昭和61年2月19日に記された「魚すき」。いわば魚のすき焼き。なじみのある人はあまり多くないかも? 貞子さんはまぐろやいか、きすなどの魚と、ほうれん草やねぎ、そしてかまぼこや生麩(ふ)を入れていたよう。今回は、ほうぼうとアナゴも。つけだれは卵に大根おろし、かぼすをギュッと。日記にはほかにも焼餅鍋やねぎま鍋、ちくわの柳川鍋など、貞子さんの鍋料理がいろいろと登場します。いつもの鍋に飽きたらお試しを!
平成元年12月8日は「おかゆ」。沢村貞子さんの日記、献立を記した欄の隣に「恭、前夜から発熱」とある。夫の恭彦さんが風邪をひいたらしい。「朝、スッポンスープ」の文字も。おかずは「まぐろの山かけ」「ほうれん草のうす味煮」「生麩(ふ)のつくだ煮」。飯島奈美さんが「おかゆのおとも」に考えたのは、「たくあんのみかん和え」。千切りにして薄口しょう油と白ごまを加える。ちょっと元気のない日の夕飯にいかがでしょう?
昭和50年12月16日は「チャーハン」。食いしん坊にはたまらない。具材はハム、かに缶、卵、ねぎ、しいたけ。今回はかに缶の代わりにかまぼこを。あったかご飯を炒めてパラパラに。おいしいものとの巡り合いには、運がある。ついていない人は、ほんの少しの手違いでごちそうを食べそこなうが、運のいい人は、いつでもその席にいる、と沢村貞子さん。「白菜と豚肉のいためもの」と「魚と豆腐のスープ」を添えて、いただきます!
昭和51年4月21日は「すぶた」。酢豚といえばパイナップル入りか否かの好みが分かれるが、沢村貞子さんは入れる派。今回は缶詰ではなく丸ごとから調理。余った分はデザートに。タレにはちょっと梅肉を。実はパイナップルとの相性もよし。元は食が細くて肉が嫌いだったという貞子さん。変わったきっかけは30代半ばで演じた“鎖鎌の名手の女房役”。そのいきさつは?さあ出来たての酢豚、かめばジュワッと甘い味、たまらない!
昭和62年3月15日は「松葉がにの三杯酢」そして「納豆汁」。かにの脚の身は三杯酢で。かにみそはそのままでもおいしいけれど、卵とじにして“もう一味”を試みる。やさしい風味。沢村貞子さんは納豆が大好物だった。朝は、熱いごはんにきざみねぎと卵、からしをまぜた納豆があればご機嫌。すり鉢でよくすった納豆とねぎ、油揚げを入れた納豆汁もまた結構なもの、と記している。思ったよりサラサラな納豆汁。明日もがんばろう。
昭和45年3月17日は「うにごはん」。沢村貞子さん、たまたま休みの日に料理の本を読んでいて、急に思い立ったのだという。作り方も書き残している。瓶詰のうにを酒と卵黄で溶き、焦げつかないよう、つきっきりでゆっくり気長に煎りあげる。すると、ねっとりしただんご状から砂のようになる、と。直火と湯煎をくりかえし、かかった時間は2時間弱。黄金色のふりかけに!根気がいるけれど、気分転換にもなる。そして、おいしい。
昭和54年3月30日の献立日記は、心躍るおしゃれなことばが並んでいます。「パリーふう」に「いちごソース」。貞子さん、子どもの時から春先にルビーのように小さくかわいいいちごが店先に出始めると、胸がドキドキするほどうれしかったそう! そんないちごをすったソースでうどときゅうり、ゆで卵を和えて、彩り鮮やかな意外な組み合わせ。「パリーふうとりごはん」、今回はブロッコリーを入れてバターで炒め、新しい春です!
昭和55年4月20日は「青豆ごはん」。今回は土鍋で挑戦。青豆は沸騰してから入れるとシワシワになりません。グリーンピース、春になると食べたくなりませんか?“はしり”は高いばかりでまずいと、母親に教えられた沢村貞子さん。なるほど、出回って安くなった旬のふきや青豆は本当においしい! 味付けを甘めにした「焼きどうふの煮こみ」と、溶き卵におろしたチーズを入れた衣の「キスのピカタ」を添えて、いただきます。
昭和57年4月16日は「春のおすし」。前日の日記には「ほりたての筍(たけのこ)到来」とあるのでそれを使ったよう。貞子さんは、ごぼうや干ししいたけなどを細かく刻んでごま油で炒め、酒とみりん、しょう油でゆっくり煮込んだ「すしのもと」を冷凍庫に常備していました。いつでもさっと酢飯に混ぜて季節の具をのせて。 エビの赤、白魚の白。炒り卵も黄色が映えるように、大きめで華やかに。おすましは花かつおをたっぷりと!
平成元年3月24日は「やきとり」と「おむすび」。ちょっと力が抜けて楽しい献立かな。 貞子さんは言っている。「無理はしない。どうしてもいやだと思うことは、まったくしない。自然、自然。自然流でいいのよ」。今回は、買ってきたやきとりで。おむすびは最初だけ少し強めに、形が出来たらゆるめににぎる! 黒ゴマに赤しそのふりかけを混ぜて。 やきとりが余った翌朝にうれしい、飯島奈美流の「親子トースト」もご紹介!
昭和46年6月26日は「ジェリースープ」。ジェリーとはゼリーのこと?沢村貞子さんの献立日記は簡潔な分、想像をめぐらせられます。今回は和風だしでキラキラの冷たいゼリーに。細かく刻んだトマトやきゅうり、カブを入れ、青じそとレモンを添えてみます。そして「えびのマヨネーズかけ」は、献立の彩りを大事にしていた貞子さんにならい、アプリコットジャムを足して。「すずきのバタいため」は青豆添え。目にもおいしい!
昭和59年7月4日は「しゅうまい」。ひき肉と、とんかつ用の肩ロースを大きめに切ったものを混ぜて、ゴロっとした食べ応えを出す飯島奈美流で。皮に包んで、蒸している間に「かきたま汁」も。沢村貞子さんがエッセーに記している濃い目の味で、フンワリと仕上げる調理法にならいます。火を止めたのち、しょうがの汁を入れるのがコツ。さらに「いかとわかめのいためもの」。しゅうまいは“酢コショウ”で食べても美味!お試しを。
昭和43年8月1日は「コールドミート」。ロースのブロックひと塊で、飯島奈美流2度おいしい食べ方をご紹介。イタリアンパセリをふんだんに使った緑のソース・サルサベルデを用意。アンチョビがいいアクセントに。 沢村貞子さん、朝、目覚めて一番先に頭に浮かぶのは“今日の夕飯”だったそうです。天候を見て、何を作るか思い迷うのも楽しかったとか...。セロリと春雨の「冷やしスープ」を添えて。暑い夏の夜にぴったりです!
昭和55年7月29日は来客との夕食。出されたのは、各地に伝わる郷土料理「のっぺい」。たっぷり作って冷やしておけば、急なお客さんでもあわてない。煮干しだしに里芋、ごぼう、えび、しいたけ、きくらげ、ささみ、いか、枝豆と具だくさんに。沢村貞子さんの親しい人のおもてなしは、手馴れたお総菜で熱いものは熱く、冷たいものは冷たく...だった。そして「うなぎときゅうりのザクザク」と「冷やしとろろ汁」。涼しい献立です。
家族がいても、ひとりでも、どんなに疲れていても、日々のごはん作りはやってくる。何を作るかだけでも、誰かが考えてくれないかな。そんな思いの「私」が、昭和の名優・沢村貞子さんが26年半、毎日続けた献立日記と対話するように料理を作る番組。いつもは5分だが、今回は25分たっぷりと。これまで放送した献立を振り返りながら、貞子さん出演のドラマやインタビューも登場。なぜ献立日記をつけたのか?その秘密が明らかに。
献立日記に時々登場する「おやつ」。昭和49年10月16日は「ドラやき」。皮は卵と砂糖を混ぜてもったりするまであわだてて、みりん、水、ふるった薄力粉と重曹を加えます。フライパンにのせるとまるでお月さま。やがて食欲そそるきれいなきつね色に。 粒あんに、今回はよーくふかしたさつまいもも入れることに。暇ができたら好きな本をゆっくり読めることに小さな幸せを感じていた貞子さん。そのお供にもなっていたのかな?
昭和59年10月24日は「きんぴら」。ごぼうとにんじんを細く切り、油で炒めるおなじみのお総菜。貞子さんは、時々とりのもも肉のたたきを合わせた肉入りにしたり、風味のあるごま入りにしたりしていました。今回は「ほうれん草のごまよごし」と「お好みずし」の具材にもごまを添えて。 さらに飯島奈美流のきんぴらアレンジ。ゆでじゃがいもとちくわを合わせて「きんぴらポテサラのミルフィーユ仕立て」も完成です!
昭和55年10月13日は、おやつ「チャーシューメン」。 チャーシューは「手製」と記されているのでちょっと多めに作り置きしてみます。スープは鶏ガラから取ると大変なので、今回は手羽元と昆布で挑戦。沢村貞子さんのおやつには、しばしば麺類が登場しています。ちょっとお腹がすいた時や忙しい時、サッと作っていたのかな。そんな貞子さんがまねするようになったお母さんの口癖は...。さぁ、ラーメン食べてひと休み。
昭和55年9月29日は「木の葉カツ」。昭和40年代から読み継がれる料理本を参考にして、薄く切った肉の端に竹串を通すと、確かに葉っぱの形に。薄いからすぐ揚がる。沢村貞子さん、学校の帰り道に浅草公園のいちょうの下にしゃがんで、黄色に染まったきれいな落ち葉を探しては、抱えている本の間にはさんだりしていたそう。そんな秋に合う献立です。「紅葉おろし」を添えて、皿も葉っぱの模様にし、今日は葉っぱづくしです。
昭和63年12月9日は、冷え込む日に温まる献立。「茶めし」はしょうゆを入れてほんのり茶色に炊き上げて。「煮込みおでん」は、たこ、こんにゃく、ちくわ、さつまあげ、里芋、大根。おなじみのおでん種で鍋をにぎやかに! 貞子さんの献立日記には、時々季節の移ろいを感じさせる一言が添えられています。この日は「ぬかみそは塩ぶたをして冬休み」。ぬか床を整理し塩ぶたをして春を待つ...。 さぁおでん、何からいきましょう?
平成元年1月16日は「すきやき」。主役はもちろん肉だけれど、献立日記には生ゆば、生麩(ふ)そして餅を具材にしていたことが記されていて気になります。それにちなんで沢村貞子さんが、大根の輪切りを包丁の布巾がわりに使って、やわらかくべたつくのし餅を手際よく切っていたこともご紹介。準備万端整えて鉄鍋を火にかければ、やがてグツグツジュワ〜の心地よい音。餅はふわふわで美味!もちもちすき焼き、いけます。
昭和52年2月21日は「ぶりてき」。実は1年前の献立も「ぶりてき」でした。なかなか献立が決まらない時は、ちょうど1年前を見る。同じものにしてもいいし、ちょっと変化をつければもっといい、と沢村貞子さん。これも献立日記の効用です。この日は「干し柿のみぞれあえ」が加わりました。さて主菜のぶり、おなじみの照り焼きではないらしい。ニンニクを炒めた油で焼いてソースも作れば、確かにぶりのステーキ「ぶりてき」に!
昭和51年1月18日は「ねぎま鍋」。ねぎまと聞けば焼き鳥を思い浮かべるけれど、今回はねぎとまぐろのお鍋。「酢がき」にゆずを添え、大根千六本の「みそ汁」も。生食用かきの調理の工夫、そして大根にまつわる沢村貞子さんのちょっといい話もご紹介! おいしい冬のねぎには香ばしく焦げ目をつけて。そして脂がのったまぐろ。薬味はかぶをすりおろし、細かくたたいたねぎと山椒(さんしょう)を加えます。お箸が止まりません。
昭和44年1月22日は「パイシェル、牛肉とたまねぎのホワイトソースあえ」...ホワイトソースをつめたパイらしい。「自分はやじ馬根性があって、何にでも興味を持つから元気よく暮らしていられるのかも知れない」と言っていた沢村貞子さん。目新しい洋風料理にも挑戦していました。今回はエリンギも加えて。「かきのスープ」はプリプリ。パイはサクサクでハーブとバターがいい味を...。パイシートの余りでおつまみも作ってみます。
昭和50年1月18日に記された「おとうふの揚げ出し、大根おろし」。豆腐が立派なメインのおかずに! かたくり粉をまぶした豆腐はすぐにカラリと揚がりました。豆腐の白と大根おろしの白がよく映えます。つゆは、昆布とかつおの合わせだし。寒い冬、何かとおっくうになるが「台所が私の運動場」だ、という貞子さんのことばに元気をもらいます。根菜たっぷりの「さつま汁」は大きなおわんで。 ふわふわ揚げだし、いただきます!
どんなに忙しいときでも、必ず朝食をとったという沢村貞子さん。献立日記には「朝ごはん」も記されています。昭和63年3月28日は食パン、牛乳、目玉焼きに、野菜といちごなどフルーツいっぱいのサラダと、春らしい感じ。今回は、貞子さんが一週間、毎日食べていたこともあるという「むしやきたまご」にも挑戦。小さな土鍋にだし入り卵と刻みねぎを入れて火にかけ蒸して...、プルプル、ふわふわ!さわやかな朝がやってきます。
昭和43年4月21日は沢村貞子さんの春の定番「たけのこ御飯」、そして「五目豆」。エッセーにこうある。どうやら私は“煮上がった豆”を食べることよりも“煮上げる”ことを楽しんでいる。せっかちな世の中にうんざりした心のしこりが鍋から上がるかすかな湯気と一緒に消えていく。一人台所でやっと人間らしさを取り戻したような気がしてホッとする、と。豆にそろえ小さく切ったにんじん、れんこん、こんにゃくが目にも楽しい。
昭和62年3月20日は「うなぎのさんしょう煮のお茶づけ」。沢村貞子さん、白ごはんを食べすぎると明日のセリフが覚えられないと気にしながらも、お茶づけには目がなかったらしい。今回、うなぎのさんしょう煮は買って来て。この日、記されている「たいのおさしみ」もお茶づけにしていたのではないかと想像し、甘さ控えめのごまだれ味で試してみる。お茶はほうじ茶と緑茶の2種類を用意。わさびも添えて。お代わりが止まらない。
昭和49年4月10日は「マーボーどうふ」。トウバンジャンの辛さとホワジャオのしびれる風味が食欲をそそります。トウチも刻んで。中国の調味料が楽しい! 豆腐は崩れないようサッとゆでて、ひき肉はじっくり焼きつけるように...。沢村貞子さんの日記によれば、この日は雨のち晴れ。朝から雨がつづいて気が滅入る、そんなときこそ台所でせっせと料理に集中していたという貞子さん。出来たてを白いごはんにかけて、いただきます!
昭和55年4月20日は「大学芋」。かつて東大赤門前で売られた時に大学生がよく買っていたことからこの名がついた説も。貞子さんは、頭がよくなるかどうかは知らないけれど、たまには子どもさんのおやつにどうかしらと「大学芋のすすめ」という文章まで書いています。さらに今回は飯島奈美さんおすすめのさつまいものおやつも紹介。もちもちの食感と素朴な味わい。大学芋とあわせて芋スイーツの2本立てをお楽しみください!
昭和54年6月10日の「ポンファム」。白ワインで蒸した魚にホワイトソースをかけたフランス料理。家庭でもよく作られるそう。今回は鯛(たい)で。ソースはバターをたっぷり入れ、オーブンで焼きます。そして「グリーンピーススープ」と「シーフードサラダ」。にんじんとアンチョビを使ったドレッシングは鮮やかな黄色。地図や汽車の時刻表で想像の旅を楽しんだという貞子さん。みなさんも一緒に「おうちで旅気分」はいかが?
昭和41年6月25日は「やき肉」。今回は韓国風に、豚のバラ肉とエゴマやサンチュの野菜でサムギョプサルに。コチュジャンや韓国産とうがらしを入れた甘みそも作って、旅気分を盛り上げてみます。貞子さんは「自分の楽しいと思うことをして心を慰める。若いときから楽しいと思うことだけをしてきた」と記しています。「七色酢の物」は、赤や黄色のパプリカ、きゅうり、にんじん、紫キャベツなどで、彩り鮮やかに楽しい食卓を!
沢村貞子さんの献立日記には時々「貞子お弁当」とある。仕事場に、お気に入りの弁当箱に彩りよくおかずをつめて持参して、楽しんでいたという。昭和57年5月28日のお弁当は「うにのまぜごはんのおにぎり(のりまき)」「きゅうりとしらたまの白酢あえ」「さつまあげの甘辛煮」「かつおとなすの煮つけ」。のりまきにはわさびを効かせて。それにしても白玉をおかずにするとは新鮮。その白玉が余った時のスイーツメニューも紹介。
昭和48年8月9日は「冷ややっこ」。薬味はねぎ、しそ、しょうが、それにかつおぶし。豆腐好きの沢村貞子さん。老舗の出来立てが手に入ると友だちにもおすそ分け。友だちからは漬物や生み立て卵が届きました。今回はパクチーやザーサイ、トウバンジャン、ごま油をアレンジした四川風冷ややっこも。「牛肉となすの煮つけ」は、さんしょをきかせて、「ニラの酢みそあえ」はからしでピリリと。暑い夏のさっぱりした献立をどうぞ!
昭和56年7月30日の来客に出したお昼ごはん。「甘だいのみそ漬け」に「いりどうふ」。今回は木綿豆腐で。具材はごぼうやしいたけ、にんじん。卵は一息おいてから混ぜるのがコツ。沢村貞子さん、いりどうふやきんぴら、がんもどきの煮つけ、すしのもとなど好みの総菜をそれぞれ多めに作って「私の有能な助手」と呼ぶ冷凍庫で保存していた。これがいつも献立を一品多くできる秘密だった?お好みでちょっとラー油を足して。
平成3年10月10日は「クッキー」。この週はしょっちゅうクッキーを食べていたという日記をもとに、今回は1週間楽しめる5種のクッキーに挑戦します!バターの香り豊かな「プレーン」白ごまを加えた「セサミクッキー」。ココアを混ぜたりレモンティー味にしたり、チーズスパイスをきかせてみたり...。人生は幸運と不運のくり返しと言っていた貞子さん。気分に寄り添うクッキーを作れたら、また明日も元気にがんばれるかも...。
昭和46年11月5日は「一口かつ」。ひれ肉の一口カツを今回はフランス風の白いソースで味わいます。貞子さんがどこかのレストランで出会った味?白い「ブランソース」。干ししいたけやまいたけも加えて秋らしい香りに。カツにそえる千切りキャベツは、飯島流アレンジでホワイトバルサミコを使ったサラダにしました。グレープフルーツや春菊と和えてひと工夫。和のカツと洋のソースの奏でる素敵なハーモニーはどんな感じかな...。
昭和42年10月6日は「かにの卵まきあげ」。カニ缶を具にして、用意するのは玉子焼き器。溶いた卵を流し込み、ほどよい火力でカニを包み込むようにくるっくるっと上手に焼き器を返せたら...、ふんわりとした卵まきあげが完成しました!いかのたらこあえには青とうがらし、ほうれん草のおひたしにはゆずを足してひと工夫。食欲のないときにはちょっとだけ季節の香りを足してみたりしていた貞子さんにならって、いただきます!
昭和44年10月20日は「ロールキャベツ」。芯を取ったキャベツをお鍋でまるごと下ゆで。火が通ると葉がふわっと開いてきました。小さい葉っぱと大きい葉っぱをうまく組み合わせて、豆腐を混ぜ込んだ肉ダネをしっかりと包んでいきます。お肉の中には豆腐だけじゃなくて、さっき取ったキャベツの芯を細かく刻んだものも入れちゃいました。起きている時間の三分の二は台所にいるという貞子さん、この日はあじの干物も一緒に!
昭和57年1月1日のおせち。一の重はまず七色なます。赤みが美しい金時にんじんは大根の白に映えてお正月らしいコントラスト。きゅうり、しいたけ、油揚げ、しらたき、最後にゴマを加えて、鮮やか七色なますです。 貞子さんが毎年のようにお正月に作っていたのがイクラのきんかんづめ。きんかんの中身を丁寧にくりぬいてたっぷりイクラを詰めます。煮込んだ黒豆は松葉にさしてお正月アレンジ! 以上3品の一の重完成です!
昭和57年1月1日の献立・おせちを中心にお届けする55分のお正月スペシャル! 元々お正月はホテルなどでゆっくり休むことが多かった貞子さんの日記におせちが登場し始めるのは昭和49年から。そのきっかけとは? また、実際に貞子さんのおせちを食べたことのある方々の貴重な証言も...! さらに、声の担当鈴木保奈美さんと料理担当の飯島奈美さんも登場。おせちや貞子さんの献立について、ふたりの楽しいトークもたっぷり!
昭和55年2月11日の献立から「白菜とベーコン」。白菜の大きな葉を4枚、ベーコンと重ねてタコ糸でしばってぐつぐつ。さらに冬には必ず白菜漬けも作っていた貞子さんにならって、陰干しから漬物にも挑戦。飯島流は丁寧二度漬けして昆布と鷹の爪も加えてアレンジ。白菜とベーコンには、ゆでた時の煮汁を使って、かぶをおろした特製ソースを作りふわりとかけました。生鮭の蒸し煮にはタルタルソース。いろいろな白菜の味を!
昭和61年3月27日のお弁当から今日はサンドイッチを! 日記の日付の下に「仕事」と書いてあるのは、その日にお弁当を作って持って行ったというしるしだそうです。貞子さんが仕事の合間に食べていたサンドイッチを飯島流のアレンジで!シンプルな卵サンド。塩もみきゅうりのハムサンド。オイルサーディンをきざんでディルの香りをプラス。杏ジャムのサンドイッチ。さらに完成品の一部をフレンチトーストにもしちゃいました。
昭和61年4月4日はポテトサラダ。100人いれば100通りの味があるポテトサラダ。昭和の名脇役ならぬ「食卓の名脇役」といったところ。アレンジの仕方もいろいろ工夫できます。貞子さんのポテトサラダは、グリーンピースできれいな緑のいろどりを。飯島流は、ゆがいたタラを使って、きざんだピクルス、たたいた梅、スライスした紫たまねぎを加え、こちらの緑はブロッコリーで。玉ねぎをよく焼いてオニオンスープも一緒に!
昭和56年4月16日はとろろ汁。五日に一度ほどだしを取り、日々の料理に使いまわしていたという貞子さんにならって、昆布とかつお節できちんとだしを取ってみます。まずは一番だしを使った貞子さんおすすめのお吸い物を。のりをあぶってちょっと揉んで、針しょうがと一緒にお椀に盛って、そこに熱いだしを注いで完成。同じだしで、とろろを入れたごちそうお味噌汁も!まぐろ丼と若竹煮もいっしょに。おだしの深みを味わいます。
昭和57年4月20日の日記のメモ「苺ジャム8箱こしらえる」より、貞子さんにならってジャムを作ってみることに。へたを取ったイチゴをお鍋に。グラニュー糖をたっぷりまぶして1時間以上おいてからぐつぐつ煮ます。仕上げにレモン汁を入れて出来上がり! 煮沸消毒して準備しておいたガラス瓶に詰めてみました。 ジャムといえばパンですが、それでは普通。今日はちょっと違うアレンジで鶏肉との組み合わせも楽しんでみます!
昭和57年5月27日は「あじの白酢あえ」。まずはあじを三枚におろすところから挑戦。残った骨もきれいに取ります。ゴマと豆腐をよくすって酢を加えて、こちらも少し酢につけておいた切り身と和えて出来上がり! あわせて作った小いかの煮つけは、いかの墨袋を上手に取っておくと色がきれいに仕上がります。ちょっと火を通したさつまあげには大根おろしを添えて黒七味をぱらり。ご飯とお味噌汁と共に、春の献立いただきます!
沢村貞子さんの献立日記から、シャーベット、ババロア、あんみつなど、心弾む「夏のおやつ」をお届けする29分のスペシャル版!▽36冊に及ぶ日記のうち10冊目から「おやつ」の欄を設けた貞子さん。どんな心境の変化だったのでしょうか?▽スイカシャーベットはあるものを隠し味に。ババロアはちょっと豪華に!▽さらに、貞子さんの愛した「あんこ」を求めて、夏の銀座へ! 生まれ育った浅草の夏の風物詩もお楽しみください。
昭和54年8月18日のおやつ「わらびもち」。貞子さんが「手製」と書いているのにならって、わらびもち粉を取り寄せてスタート。水と粉と砂糖を入れたお鍋を弱火にかけてかき回していると...、だんだん固まって弾力が! 黒みつもざらめと黒砂糖から手作りしちゃいます。 冷やしてぷるんっとなったわらびもちに、きなこと黒みつをかけて出来上がり! さらに今回はひとひねり。南国を感じるパインわらびもちにも挑戦しました!
昭和57年8月15日のおやつは「あんみつ」。貞子さんはしばしばあんこも手作りしていたようなので、あずきからぐつぐつと挑戦です。お好みの甘さに調節して、ちょっと塩を入れてもいいかも...。寒天は、棒寒天を買ってきて水でもどすところから作ってみました。煮溶かしてから型に流して冷やして固まったら、お好みのサイズに。あんずを、白ワイン、水、グラニュー糖で煮込んだものをトッピング。さらにあんこでもう一品!?
昭和43年11月4日は「いもかきあげ」。献立に悩むといろいろなものを揚げていたという貞子さん。今回は季節の甘〜いさつまいもを使った揚げ物に挑戦です。さいの目に切ったさつまいも、同じぐらいに切った海老と合わせてかきあげに!もう一種類、ハムとしいたけとも組み合わせてみました。少しゆるめの衣でじゅわっと揚がったら、パラりと塩でいただきます。 一味を加えてちょっとアレンジした「みそ玉ねぎ納豆」も一緒に。
昭和49年11月27日の献立より。まずは「とりとじゃがいものふくめ煮」。たっぷりのだしでじゃがいもと鶏肉をぐつぐつ。味付けはみりんとしょうゆでシンプルに。日記に記された「はまちのぬた」は、かんぱちを使って挑戦してみました。酢みそにはフレンチマスタードを加えて飯島流にアレンジ。少し優しい辛さですかね...。ほうれん草のおひたしは、フライパンを使ってさっとゆでる作戦。しょうゆをかけた削り節とあえて完成。
昭和48年12月6日は「よせ焼き、じねんじょ、みそ汁」。「よせ焼き」ってどんな感じかな? 具材として記されているのは、いか、めごち、きす、ほうれん草、ゆば、コンニャク、かまぼこ、麺など...。貞子さん、どうやら二日前のてんぷらの材料の残りを上手に使ったようなんです。炒めた具材に太麺を加えてしょう油で味付け。海鮮やきそばみたいな感じに作ってみました。じねんじょの代わりに山芋をすって作ったとろろも一緒に!
昭和51年12月12日の献立は「にんじんのギリシャふう」。千切りにしたニンジンに塩をまぶして、しんなりしたら水気を切ります。「ギリシャふう」ということでヨーグルトソースを作ってみることに。ヨーグルトに、おろしにんにく・塩こしょう・オリーブオイルを加え、にんじんにからめて出来上がり! 衣に粉チーズを入れてふわっと作ったすずきのピカタ、具をたっぷり入れたポテトスープもギリシャふうになったかな...。
昭和57年1月1日の献立「おせち」より。貞子さんの「二の重」の材料に記されているのは「紅白かまぼこ、伊達まき、かずのこ、くわいのうま煮、れんこんの白煮、たたきごぼう、しいたけのうま煮、栗の渋皮煮、こぶまき」など。れんこんはしょうゆを使わず砂糖と塩で煮てみます。はんぺんと卵から作る伊達まきが焼けたら、ギザギザの鬼すだれでくるっと! いつもなぜかお客様に好評だったという「たたきごぼう」ってどんなもの?
昭和57年1月1日の献立「おせち」より「二の重」の続きです。まずはこぶまき。貞子さんが好きだったさけを巻いてみることに。こんぶは、水に酒と酢を加えて柔らかくなるまで弱火で煮て準備。塩でもんで水で戻したかんぴょうを使って、ちょうどいい感じに結びます。かずのこは、シャキシャキ大根、納豆なども使って飯島流の新アレンジで挑戦。しいたけはもどし汁で煮て、砂糖、しょうゆで味付け。これで三が日を楽しめそう!
貞子さんの日記の中から、仕事やおせちの準備で忙しかった大みそかの夕ご飯の献立を紹介する29分の特別編! お歳暮でもらったと思われるさいまき(クルマエビ)を使った海老天丼。たっぷりの野菜を煮込んだうどんすき。鮭の焼き漬け。チャーシューメンなどに挑戦します。 貞子さんが生まれた浅草の老舗包丁店では、三代目店主が研ぎ方の基本を伝授。 声の担当鈴木保奈美さんと料理担当飯島奈美さんのスペシャルトークも!
平成2年5月4日の“夕食、てぬき”として記されている献立に挑戦。貞子さんもお疲れの日には手をかけないですむ献立を考えていたよう...。まずはチキンスープ。皮に焼き目をつけた鶏の手羽元をぐつぐつと。かくし味にナンプラー、仕上げにはねぎをたっぷりと入れてみました。かにたまは卵多めで。炒めた長ねぎ、しいたけ、たけのこも加えます。さらに、うにとキュウリののり巻きも。“てぬき”と言いながら張り切っちゃいました。
平成元年5月11日のおやつは「プリン」。日記によると貞子さんのマネージャーの山崎さんがプリンを持ってきてくれたみたい。今日はカラメルからちゃんと作ってみます。グラニュー糖と水を中火にかけてきれいな茶色になるまでぐつぐつと。プリンカップに入れ固めます。たっぷりの卵と砂糖を溶いた中にバニラビーンズを加えた牛乳を入れてふきんでこしてカラメル入りのカップへ。蒸し焼きにしたあと冷蔵庫で冷やしたら完成です!
昭和63年5月30日の献立から「親子丼」。鶏のもも肉とたっぷりのたまねぎを使って、火が通ったところを卵でとじて、とろとろのうちにご飯の上に。おひたしは、日記に「中国」と書いてあったので空心菜をチョイスしました。さつま芋の甘煮は、輪切りにしたお芋を、砂糖、みりん、しょうゆ、塩を加えて、煮えたら火を止めて少し蒸らすのがコツ。とろろこぶのおすましには、うめぼしと、しょゆをひとたらし。いただきます!
昭和48年7月20日の献立から。貞子さんの献立にはよく出てくるからし酢あえ。今日はとんかつ用の肩ロースといんげんを使ってみます。ロースもいんげんもさっと茹でて、程よいサイズにカット。からしと粒マスタード、ワインビネガーで作ったからし酢であえてみました。ツーンとさっぱり夏の味! 塩でもんで水で洗った枝豆を、さやのまましょうゆ味で煮たあずま煮も一緒に。ひやしとろろのおすましも加え、涼しい夏の献立です。
昭和55年7月21日の朝ごはんから「スパゲッティ風うどん」に挑戦。うどんを7分間ゆでている間に、ソースを2種類作ってみます。玉ねぎとベーコンに、にんにくを加えてオリーブオイルで炒めたもの。もうひとつは、こちらも玉ねぎとにんにく、トマトをほどよく切って火を通して、缶詰のオイルサーディンとケイパーを加えてみます。それぞれのソースにゆでたての麺を投入!さっとからめて出来上がり!麺のゆで加減はお好みで。
昭和53年8月8日は「かき氷」。よく日記に登場して貞子さんが大好きだった「白玉入り氷あずき」を作ってみます。涼しげな氷コップにまずつぶあんを。その上に手回しでシャリシャリと氷を。そしてまたつぶあん。白みつもかけてまた氷を。一番上に白玉をアレンジして出来上がり! さらに氷バリエーションで、冷凍いちごを使って作るいちごミルク氷と、サングリア氷もご紹介。暑いのは大変だけど、氷が楽しめる夏はいいですね!
昭和49年9月22日のおやつは「おはぎ」。毎年お彼岸の日は、母が作っていた姿を思い出し小豆を煮ておはぎを作るようになったという貞子さん。もち米は、研いでから30分ほど水を吸わせて炊飯器へ。炊き上がったお米をもちもちするまでついてほどよく丸めます。あんこで包んだ普通のものはもちろん、あんこをもち米で包んで、きな粉とくるみ、ほうじ茶パウダーをまぶしたアレンジおはぎ、ゆずピールを使ったおはぎもいかが。
昭和51年10月11日の献立より。肌寒い季節に食べたくなるクリームスープ。にんじん、じゃがいも、たまねぎをバターで炒めて、白ワイン、ブイヨン、ローリエを加えてぐつぐつ。仕上げの牛乳とズッキーニ、トマト、えびも入って熱々に。玉ねぎとパセリのサラダは、ディルも足してオリーブオイルとマヨネーズ、アンチョビやケイパーでパンチを効かせてみました。貞子さんが好きだった鯛の「バタ焼き」も、お気に入りのお皿で!
昭和51年10月8日に日記には「松茸ごはん」とあります。昔から高価なため貞子さんも頻繁には食べていなかったようです。今回は飯島流アレンジを加えて「きのこごはん」に挑戦。しいたけとしめじにお酒と塩をまぶして軽くもむと、うーんいい香り!炊飯器に入れて炊き上がりを待ちます。すずきを霜降りにしてから水気をとってそぎ切り。あわせ酢と和えて「すすきののりずあえ」。ひらめのバタ焼きも一緒に、秋の味をどうぞ!
多忙な俳優業の傍ら兼業主婦として目まぐるしく家事をこなしていた沢村貞子さんが設けていたのが「デレンコ日」。何もかも忘れてな〜んにもしない時間のことを「デレンコ日」と呼んで、身体も心も休めていました。今回はこれまで80回を超える番組の中から「デレンコ」する時間をひねり出す献立を一挙に紹介。 飯島奈美さんによるあまった食材での「もう一品」アレンジも! 慌ただしい年明けにもホッとする「デレンコ日」を!
昭和58年3月7日の献立より。朝ごはんにはパンが多かった貞子さんですが、時々おかゆを食べていたようです。つくだ煮や漬物など、おかゆのお供もいろいろ工夫していました。お供のひとつ、たくあんを塩抜きして煮る「煮たくあん」にも挑戦してみました。こんぶや鷹の爪、お酒としょうゆでたくあんを煮てほどよいピリ辛加減に。飯島流アレンジ「ホタテと菜の花の洋風おかゆ」もご紹介。やさしい味であたらしい春を迎えましょうか
平成2年4月7日の献立より「グラタン」に挑戦。今日はホワイトソース作りからやってみることにします。まずは、バターで薄力粉を弱火で炒めるところから。ダマにならないようによ〜く混ぜたら、一度火を止めて牛乳を加えて混ぜます。ふたたび中火にして、とろみがつくまでさらにまぜまぜ。ちょっと根気がいるけれど、ホワイトソースは作り置きでいろいろ活用できます。グラタンだけでなく、朝食用クロックマダムもご紹介します!
昭和52年3月28日の献立は「とりのからあげ」とあります。最近は唐揚げの専門店もたくさんできて、味のバリエーションも様々。今回は昔ながらのしょうゆ味で作ってみます。まずは鶏肉にしっかり下味をもみこむところから...。一緒に献立に記してあった「うなぎのザクザク」にも挑戦。いつも先の献立は決めずにその日に食べたいものを自分で作っていた貞子さん。この日は唐揚げもうなぎも食べたかったのかなぁ...。いただきます!
昭和49年5月15日の献立からビーフシチューを。デミグラスソースから作るのはちょっと大変なので、まずはきざんだ玉ねぎなどと一緒にゴロゴロお肉を赤ワインに浸けてスタート。一晩経ったお肉に塩コショウ薄力粉をまぶしてさっと焼きます。漬け込んだ野菜はトマトペーストで炒めて...、ここからさらにもうひと手間をお楽しみに! トマトと玉ねぎのサラダ、そら豆のホワイトソースあえも。今日はパンとともにいただきます!
昭和41年5月9日の献立から「粉絲湯」。フェンスータンと読み春雨スープのことだそうです。日記にはこれ以外にも時々、漢字が並ぶ中国料理と思われるメニューが出てきます。こんなところにも貞子さんの好奇心が! 具体的な材料は記されていないので、今回は飯島流で具だくさん春雨スープにしてみることに。お湯で春雨をもどすところからスタート。鶏肉と生ハム、季節の野菜もたっぷり使ってみました。ピータンも一緒にどうぞ!
昭和45年7月2日の献立より「まきずし」。日記には具材が書いてなかったので、まずは焼きあなごときゅうりを使ったまきずしに挑戦。卵焼きと奈良漬に三つ葉も加えてぐるっと巻いてみました。飯島アレンジでもう一本。コンビーフを使った「ビーフパクチー巻き」なんてどうでしょう。セロリも加えてちょっとパンチのあるまきずしができました! ならんで献立に書かれていた「かぼちゃの甘露煮」と「しじみの味噌汁」も一緒に!
昭和60年7月27日は「冷やし中華」。暑い季節に貞子さんも作っていました。ハム、キュウリは細切りに。八角で香りづけして甘く煮詰めた干ししいたけ、薄く焼いた卵で錦糸卵も準備。定番の冷やし中華のタレと一緒に、日記に書いてあった「ピーナツバターのタレ」も漬けダレとして作ってみます。「冷たいとりのスープ」には、にんにく、にんじん、豆もやし、セロリ、仕上げにはパクチーを。暑い日に涼しい夏の味、できました!
昭和55年8月5日の日記には「お祝いごとはないが、変化のためにお赤飯をたく」とありました。貞子さんにならって夏のお赤飯、試してみましょう!もち米だけだとちょっと重いので、お米も混ぜてみることに。豆はささげ。皮が破れにくいからしっかり豆の形が残るそうです。ゆですぎないように気をつけて。梅干しも入れて「おこわモード」でたいてみます。鶏と野菜の煮込み、そして、目にも涼しいみょうがとくずきりのおすましも!
平成元年8月23日は「魚の粕漬け」。日記には「鮮魚のみりん粕漬け、金目鯛、まながつお、鱈(たら)」とあります。夫の泰彦さん、お客さんの藤原さん、そして自分用と、別々の粕漬けを用意していたみたい。酒粕と塩とみりんを使って粕床(かすどこ)を作るところから始めてみました。旨味が染み込むまで魚を冷蔵庫で寝かせてから弱火でじっくり焼きます。一緒にかぼちゃとなすのいため煮。市販の果実ゼリーもミント水でひと工夫
昭和47年10月26日は「トマトブロス」。最近はやりの、皮やヘタなど野菜くずからとるだし「ブロス」。クズだけでなく今日はぜいたくに玉ねぎの実も入れ、貞子さんが大好きだったトマトもたっぷり使ってみます。鶏手羽も少々加えて30分ほど弱火でぐつぐつ。しょうゆとオリーブオイルでシンプルないんげん豆のサラダ、そして「ウインナーふう豚肉のカツ」はバターでじゅわっと。ブロスには、塩コショウとセロリの葉をパラり!
昭和49年11月20日は「チキンカレー」。たっぷりの玉ねぎを炒めて、鶏肉は手羽とモモを使ってみます。カレー粉をまぶして、トマトブロスも足して野菜のうまみも! さらに今回は飯島流アレンジ、香りのスパイス・五香粉(ウーシャンフェン)でオリエンタルな感じに。付け合わせも貞子さんの日記に書かれた、らっきょう、福神漬け、紅ショウガ、たたみいわしなども用意。えびとさやのサラダは、紫キャベツで彩り鮮やかに!
昭和58年11月26日の献立から「ふろふき大根」。さらに「めじまぐろのおさしみ、貝柱の酢のもの、おみおつけ、里芋」とあります。まずは、ちょうどいいサイズに切った大根を、やわらかく仕上げるために厚めにかつらむき。米のとぎ汁で30分ほど下ゆでしたら、洗って今度は昆布だしでぐつぐつと。出来上がったら熱々のうちに赤みそでいただきます! 貝柱の酢のものは、今日はホタテ。紫たまねぎも加えてきれいな色です!
昭和63年3月3日の献立から。ひなまつりといえば「ちらしずし」。具材には「まつばがに、ひらめ、ぎんなん、きんし玉子」とありました。常備菜として「すしのもと」も冷蔵庫に準備していた貞子さん、酢飯に混ぜればいつでもおすしができるのを楽しんでいたようです。さらに、菜の花を少し焼いて焦げ目をつけたおひたしは、香ばしい春の香り! 花豆の甘煮は紫と白の二種類で紅白の彩りを。さあ、お雛様と一緒に、いただきます!
今回は貞子さんが26年半続けた献立日記の中から、3月3日ひな祭りの日の献立に注目します。初めてひな祭りの献立が登場したのは昭和45年の「お赤飯、いかの松笠焼、玉子の厚焼」など。昭和63年3月3日は「ちらしずし」。具材には「まつばがに、ひらめ、ぎんなん、きんし玉子」とあります。ひな人形にまつわる貞子さんとお母さんのエピソード、お菓子の思い出など、秘蔵映像をまじえてひな祭りスペシャルをお届けします!
昭和63年3月5日の日記には「急なお客さま」との記載。その日の夕食と、翌日6日には朝ごはんを用意している記録がありました。「ごはん、おみおつけ、甘鯛の生干し、のり、いり玉子(菜の花)、花豆の甘煮」と書かれた「お客さまの朝食」を作ってみました。急なお客さまでも、ありあわせのものでさらっともてなしていた貞子さん。花豆は常備菜、いり玉子には季節の菜の花と、ありあわせといえどさすがです。旅館の朝食みたい!
昭和60年3月6日は「牛丼」。貞子さんの献立としては珍しいかも。材料には「牛肉 ねぎ、しらたき」とあります。玉ねぎではなくねぎと書いてあるのですき焼き風なのかな...。まずはねぎに焦げ目をつけてから牛肉に火を通して、かくし味に黒糖を少々。味のベースはしょうゆ、酒、みりん。しらたきとせりも加えてみます。小松菜としらすの酢のもの。からしを添えたやきとおしも一緒に。飯島流アレンジで、浅めの器の春牛丼です!
平成4年6月3日の献立には「わかさぎのあげもの」などが記されています。今日は「小さなあげもの」をフリッター風に作ってみます。貞子さん、お客さんにも工夫して揚げたてを出していたようです。わかさぎのほかに、マッシュルームを半分に切ってベーコンで巻いたもの、そしてかわいいオリーブも揚げてみます。小さなミックスフライが並びました。 一緒に「さわらのおさしみ」「五目豆」「おみおつけ」も、いただきます!
平成4年6月1日のおやつは「タルト」。生地から作ってみます。無塩バター、卵黄、薄力粉などをよく混ぜてこねこね。まとまってきたら生地を少し休ませて、そのあと型に合わせます。クレーム・ダマンド(アーモンドクリーム)を生地の上にぐるぐるっとのせて焼くと、美味しそうにこんがり! レモンカスタードクリームを敷いて、キウイにオレンジ、メロン、チェリー、ブルーベリーをぎっしりのせてみました!季節の果実で鮮やか!
昭和53年6月4日の朝ごはんは、「バターロール、クロワッサン、黒パン」とあります。黒パンでオープンサンドに挑戦です。ドイツのプンパニッケルという黒パンを使って具は3種類。まずはひよこ豆のフムス。茹でたひよこ豆でペーストを作ります。そしてアボカドとパクチーを玉ねぎやオリーブオイルで和えたもの。さらにクリームチーズにプルーン、アーモンド、バナナをのせたフルーツサンドも! テイストの違う3種をどうぞ!
昭和48年8月12日には「野菜ずし」とあります。どんなお寿司だったのでしょう。飯島流アレンジは押し寿司スタイルで挑戦です。日記には椎茸、れんこん、かんぴょう、ごぼう、にんじん、きゅうり...と材料が並びます。干ししいたけを戻し汁でかんぴょうと一緒に煮て、さっと茹でたレンコンは甘酢で。高野豆腐も準備しました。ガリ、しそ、白ゴマを入れて、枠で整えた酢飯の上に野菜を盛り付けてぎゅっと。夏の野菜ずしの完成!
昭和58年7月27日は「豚肉のくずたたき」。玉ねぎ、にんじん、セロリ、大葉、ミョウガなどを千切りにして準備。豚肉は、くず粉のかわりにかたくり粉をつけてお鍋でしゃぶしゃぶっと!表面がつるりツヤツヤに。 涼しげなガラスの器で、千切り野菜を敷いた上に豚しゃぶをのせて、はちみつやみそで作ったタレを。 日記に記してあった「紅鮭のやきもの」は、すだちとお酢でさっぱりと。「黒豆のふくめ煮」とおみおつけも一緒に!
平成元年8月1日は「とりのすきやき」とあります。鶏肉は日記にならって、ささみととりももを用意。さらにひき肉と砂肝でたたき団子も作ってみます。コリコリ食感も楽しめそう。お鍋の具材も夏っぽくセロリやトマトも準備してみました。割り下にはかんきつ類をぎゅっと絞ってたっぷりと加えます。日記に書かれていた「たらこの焼きもの」と「ふきの佃煮」、おみおつけも一緒に。アツアツだけどさっぱり。夏の鳥すき、お試しあれ!
昭和52年12月1日の夜の献立は「ビーフステーキ」。まずはサラダ。大根、にんじん、きゅうりを千切りにして、酢やたたいた梅、ごま油などの自家製ドレッシングと和えて粉山椒もぱらり。ステーキの肉は両面を少し焼いたら一度休ませて、その間ににんにく、玉ねぎ、マッシュルームのソースを。仕上げに肉をじゅわっと焼いて、温めたお皿に盛り付けます。贈呈用の「甘鯛みそづけ」も準備。冷蔵庫で数日漬け込み。こちらは次回に!
昭和52年12月16日の献立より。まずはゴマ入りキンピラごぼう。ごぼうも人参もちょっと太めの千切りにして白ごまをぱらり。まぐろのやまかけは、すりおろしではなく少し食感を残したみじん切り風のやまいもでアレンジ。前回みそに漬けて準備しておいた甘鯛を冷蔵庫から取り出してグリルへ。貞子さんは「甘鯛みそづけ」を贈答用に作っていたみたいですが、今回は自分でいただきます! 大根おろしとしょうがも添えてみました。
昭和56年11月26日の献立より。この日はお歳暮で届いたアワビを酒蒸しにしたようです。まずはアワビに薄切り大根と昆布を巻いてお酒を少しかけてから蒸してみます。この時に出ただしは捨てずにとっておきます。こした肝と合わせて「肝ソース」に。蒸しあがった身はほどよい厚さにスライスして殻を使ったお皿に盛り付け。「玉ねぎとわかめの三杯酢」には、しその花でいろどりを。えびの天ぷらも一緒に。お酒も合いそうです!
平成3年2月14日の献立より。お肉屋さんやお惣菜屋さんで買ってしまうことが多いコロッケ、今日はじゃがいもを水から茹でるところから。ひき肉と玉ねぎはそれぞれ別々に炒めて、そのあとでつぶしたじゃがいもと混ぜるのがポイント。衣をつけて上手に揚がるかな...。献立に記された通り「紅鮭」と「鯛のお刺身」も用意。あまったコロッケだねに、牛乳やごはんを加えて作る飯島流「コロッケライス風グラタン」もご紹介!熱々です。
昭和57年2月17日の日記には「みぞれ、雪」とあります。この日は「きんめ鯛のあらだき、うどの胡麻酢あえ、塩鮭、茶碗むし」。茶碗むしは具材も「ひらめ、とり、ぎんなん、しいたけ、こまつな」と書かれているので全部使って具沢山に作ってみました。器に具を入れて、卵を溶いただしを加えて。蒸す火加減も大事。今回は強火で1分、弱火で20分。ほかほかに出来上がりました。きんめ鯛のあらだきも色鮮やかであたたまりそう!
昭和63年1月9日の献立より。貞子さんの日記によく登場する干し柿。今日は何種類かの干し柿を用意して、飯島流アレンジをご紹介します。ちょっと固めの干し柿は、細かく切ってから生姜やメープルシロップ、シナモンと混ぜて熱いお湯を注ぎホットドリンクに! 梅干しと干し柿で作ったジャムとハムをバターを塗ったパンにはさんでサンドイッチ! さらに刻んだ干し柿で作ったフルーツソースで、レアチーズケーキをいただきます!
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